文系人生

掃き溜め

真夏の昼の夢

こんにちは

 

『ミッドサマー』(2019)をやっと観ました。(遅い)

コロナやらなんやらで映画館で観るのは叶わなかったのですが、話題作ということでめちゃくちゃ気になってて、レンタルして鑑賞しました。

 

 

ネットを見れば考察が吐いて捨てるほどあるのでここでは控えて、ちょっと違う角度からなんとなく感じたことを手短に書きたいと思います。

以下多分うっすらネタバレしてるので注意です。

 

 

 

 

 

 

 

公開時すんごいヒットしてネットをざわつかせ、『ミッドサマー』に関するツイートをめちゃくちゃ見た記憶があります。

なんでこんなにヒットしてるん?って考えてみると、この映画はある意味とっても分かり易い物語だからなのでは?と思いました。

 

謎の村の謎の儀式に巻き込まれる学生たち、ということで、ホルガ村には訳分からん儀式、分からんルーン文字、訳分からん壁画、訳分からん風習…といった謎が盛り沢山なのに、何が分かり易いんだ?と言われるかもしれません。

 

 

でもこの映画は何が分からないのかがはっきりしているのです。

 

 

儀式、ルーン文字、壁画、etc…と謎まみれですが、公式サイトにはこれらの奇習についての解説が書いてあるし、頑張って調べればルーン文字も読み解くことが出来るでしょう。

 

なんだか分からないけどモヤモヤした…という感想を抱いて終わる作品は何が分からないのかすら分からないまま終わることが原因だったりします。

しかし『ミッドサマー』はひとつひとつの謎はとても気づき易いし頑張れば解けるもので、これが一種の謎解きとして機能し、解けた鑑賞者にはカタルシスを与えているのです。

だからこれだけ多くの人の心を掴み、ヒット作となったのだと思います。画面の美しさに関しての120%の拘りも併せて、人気の相乗効果となっています。(新海誠監督による『君の名は。』も同じような理由でヒットしたのかな、とも思いました。)

 

 

 

絶対好きだと思う〜って言われてたのですが、確かに私はこういうの結構好きです。

観賞後一種の爽快感ものすら感じました。(グロに対する自己防衛かもしれませんが)

笑…っていいのか?みたいな場面もあって、俳優さんってめちゃくちゃ体張らなきゃいけないんだな…とちょっと関係ないことまで考えたりしました。

 

ところで外国の若者ってあんな酒飲むみたいなノリでシャブキメるんですか?怖…